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登録日:2011/12/17 Sat 22 32 43 更新日:2023/03/21 Tue 08 26 28NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 オーバーソウル シャーマン シャーマンキング スピリチュアル 一覧項目 媒介 憑代 憑依合体 霊 オーバーソウルの媒介とは、武井宏之氏の漫画『シャーマンキング』に登場する概念である「オーバーソウル」に使用される物質である。 オーバーソウルに関して説明する前に、まずはその前段階の「憑依合体」に関して説明する。 憑依合体とはシャーマン本人の肉体に霊を取り込み一体となる事であり、刀匠の霊を憑依させれば手先が器用になり、格闘家の霊を憑依させれば拳法の達人になる。 だが憑依合体は本人の肉体を酷使する事に他ならないため、あまり乱発は出来ない。 そこで考えられたのがオーバーソウルであり、シャーマンが巫力と呼ばれるエネルギーを用い、霊をこの世に具現化させるために、 「媒介」と呼ばれる物質に憑依合体させる行為を表す。 これにより肉体の過剰な酷使は避けられるだけではなく、単なる物体を用いた物理攻撃外の霊的攻撃が行えるようになる。 (憑依合体でどんなにムチャクチャな攻防をやろうが、それは「強い物理攻撃」である) 媒介は、基本的にその霊のシンボル的なものが望ましいが、シャーマン自身が思い入れのある物や、 霊的儀式に用いる祭具的な意味合いのある物なども向いているようである。 ■主な媒介 ◆春雨 侍の霊、阿弥陀丸の生前使用していた刀で、親友である喪助作の名刀。 修復後、ふんばりヶ丘の郷土資料館に返却されたが、蜥蜴郎の一件以来、何の説明も無く葉の持ち物となった。 最終的に、阿弥陀丸の生前の姿を完全に具現化出来るようにまでなった。 度々折れるが、その度に喪助が直してるらしい。 本編終了後、旅に出た葉が海外に持ち出せなかったので阿弥陀丸共々置いていかれ、グレたたまおの武器となる。 たまおは不良の喧嘩で真剣を振り回したのだろうか。 ◆もう一つの春雨 旧アニメ版に登場。鞘と柄しか存在しない刀で、鞘の中身は空。 シャーマンファイトに備えた新兵器としてアンナが製作。 喪吉の念を封じ込めてあり、葉と阿弥陀丸が持つことで霊的な刀が形成される。言わばビームサーベル。 刀身は実体ではないので折れることはない。経済的。 主人公が盗品を使うのがまずかったのか突然登場したご都合アイテム。 ◆フツノミタマノツルギ 麻倉家に納められていた宝。刀神、布津御霊を祀ったと思しき石剣。 ハオ曰く「世に出たら大騒ぎになる国宝級の代物」「刀のOSを造るのにこれ以上の物は無い」。 春雨との二段媒介により阿弥陀丸を刀の精霊へと進化させ、OS「スピリット・オブ・ソード」を形成する。 ちなみに布津御霊ノ剣は日本神話の葦原中国平定や神武東征に用いられたとされる剣で、石上神宮に祀られている。 なお、実在するものは鉄剣である。 もし石の剣である布津御霊ノ剣が見つかったら、鉄剣に発達する前に祭具としての布津御霊ノ剣が存在していた証明となり、確かに騒ぎになるだろう。 『FLOWERS』では葉の息子・花が使用。OS「鬼兜」の媒介にしている。 ◆クマの爪の首飾り マタムネの媒介。葉が常に身につけているもの。 これを媒介に葉王は千年続くオーバーソウルとしてマタムネを具現化した。 アンナを救うため、大鬼との戦いの際に全巫力を集中。後のスピリット・オブ・ソードの原型となるOS「鬼殺し」の媒介になる。 葉は再びマタムネを呼び出すために肌身離さず持っているが、マタムネ自身が諸事情で葉の前に姿を現さなかったため終ぞ果たされることはなかった。 ゲーム『ソウルファイト』では「鬼殺し」と「スピリット・オブ・ソード」の合体技も登場した。 ◆馬孫刀 武将、馬孫が生前使っていた薙刀。関羽の青龍延月刀がモデルと思われる。 蓮の巫力により馬孫の姿が具現化される。 骨董品に偽装して日本に持ち込んだらしい。 ズボンの中に分割して収納しており、何気に最終決戦時にも持ち歩いていた。 ◆宝雷剣 道家に伝わる宝剣。名前の由来は恐らく伝説の山である蓬莱山。 霊の力を研ぎ澄まし、道家の先祖霊を大道龍に、馬孫を武神へと進化させた。 ◆スノボ ホロホロにより、コロボックルのコロロの力を再現し、氷雪を操る。 アイヌ民族の紋様が描かれている。 ◆イクパスイ アイヌの祭具。より強くコロロの力を再現する。ピリカが彫った。 本来は火にくべられて焼かれる物らしい。 ◆ペンデュラム リゼルグの所有物である振り子。エリザベスと呼ばれるベイに収納され、ケシの精霊モルフィンをオーバーソウルする。 当初はガラスの模造品を使っていたが、本気を出す際により霊的な力を伝えるクリスタルペンデュラムに入れ換えた。 ダウジングに使われるが、戦闘時には凶器にもなる。 ペンデュラムだけでなくワイヤーにも殺傷力があり、巻き取りの器械は体を浮かせるほど強力。 ワイヤーの長さも大技「ビッグベンワイヤーフレーム」を見る限りかなり長い。 ◆リゼルグデリンジャー X‐LAWSから与えられた天使にしてスーパーカーの付喪神・ゼルエルを具現化する弾丸を放つ。 他のX‐LAWSメンバーも様々な銃火器から天使を射出する。 ◆アイアンクロー チョコラブの持ち物。ジャガーの精霊ミックをオーバーソウルする。 その他、自らの足や眼球にもオーバーソウルしてるらしい。 説明されてないがジャガーマンの媒介も多分これ。 ◆人形 神社で使われる祭具。身体にこすりつけて厄災を代わりに受けて貰ったりするやつ。 麻倉家当主、葉明が使おうとしていたが、その辺の葉っぱを使う小鬼よりは強い式神でも作ろうとしていたのか。 葉王がこれで前鬼、後鬼をオーバーソウルしていた事に驚いていたが、 本来はそれ相応の祭具(フツノミタマノツルギみたいな)が必要なくらい強力な霊だったのだろう。 ◆死体 蓮の姉・潤が、白竜を操るために使用していたキョンシー。 最初は本人の肉体を使った憑依合体と説明されたが、いつの間にかオーバーソウル扱いされてた。 オーバーソウル自体が後付っぽいから仕方ないね。 一回オヤジにバラバラにされた時にちゃっかり改造、火薬を仕込んで爆発するパンチ・キックを放てるようになった。 潤「文句ある?」白竜「オレはある」ガションガション ◆白骨死体 ファウストが亡き妻・エリザの白骨死体にその辺の霊をオーバーソウルさせ、無理やり動かしていた。 後にアンナが本物のエリザの魂を降ろしてそのまま持ち霊とし、オーバーソウルで肉体を造ることで擬似的にエリザを蘇生させた。 ◆傘 メフィスト・Eの「厳選された素材」の中にサラッと混じっていたもの。 悪魔の翼の媒介になっているがどう見てもボロ傘。 ◆酸素 ハオがスピリットオブファイヤの媒介とした、空気中の酸素。燃えやすい物質だからイメージしやすいらしい。 とは言え、チョコラブがやってみたら巫力が空気中に拡散されるような感覚で、素でこれをやっていたハオに驚いていた。 ◆ガンマン人形 マリオン・ファウナの持ち物で、彼女の母親の形見。ガンマンの霊、チャックをオーバーソウルする。 ドールマスターの彼女は、他にも人形をオーバーソウルさせて、西部劇ごっこをして楽しんでいたのかもしれない。 ゴスロリ服なのは、西部劇ヒロインのイメージか。 現在でも使っているのは、彼女にとってのヒーロー像が、やはり西部のガンマンだからだろうか。 ◆木刀 竜之介の木刀。 これに関しては持霊との関係でなく本人の思い入れで使用している。 出雲の神木から切り出したもので霊的な力は充分。 出オチ的なOS「ビッグ親指」にも使用する。 ◆ゴーレム 土塊ではなく機械仕掛けのゴーレム。地味に本選の始めから出ていた。 空を飛ぶ、海を往く、変形する、ビームを出す、呼べば来るなどロボットものの浪漫をこれでもかと詰め込んだ逸品。 空のモードではナスカの地上絵を思わせる鳥の形態になる。 戦のモードはとんがり頭の頭部に替わりコクピットが上昇し新たな頭部に、全体的にスタイリッシュな人型になり作中最強クラスの戦闘力を発揮する。 パーツのバランスが明らかに変わってるが、カッコいいからつっこんではいけない。 特筆すべきは内蔵巫力。バッテリーのように巫力を溜め込むことでシャーマンの力量を越えた巫力を使用できる。 その容量は50万と、作中で明かされた数字ではハオに次いで大きい。 ただしあくまで機械なので消費した巫力は回復せず、生身のシャーマンから補給する必要がある。補給手段は捕食。 また、シャーマンファイトの媒介である以上霊は不可欠。ゴーレムに憑依している霊は明言こそされていないものの、倫理的にかなりヤバイ霊を使っている。 追記、修正は、一旦死んで、シャーマンにこの世にオーバーソウルして貰ってからお願いします(頑張って精霊進化してね) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] チョコラブのアレはジャガーマン初登場の時探してたから媒介確定じゃね -- 名無しさん (2013-12-14 21 18 04) 竜の親指じゃなくて、木刀ですよ? -- 名無しさん (2014-01-28 18 51 15) スーパーカーは媒介じゃなく霊 -- 名無しさん (2015-11-25 07 58 26) チームガンダーラの媒介は仏像 -- 名無しさん (2020-06-20 17 18 55) なんか雑多なうえ中途半端 -- 名無しさん (2021-08-15 20 57 29) シルバのシルバーアクセないやんけ -- 名無しさん (2021-09-08 20 33 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/11181.html
オーバーレイ・ブースター(OCG) 効果モンスター 星5/光属性/戦士族/攻2000/守 0 自分フィールド上に攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合、 このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。 この方法による「オーバーレイ・ブースター」の特殊召喚は1ターンに1度しかできない。 また、墓地のこのカードをゲームから除外し、 自分フィールド上にエクシーズ素材を持ったエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターの攻撃力は、そのモンスターのエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。 エクシーズモンスター補助 モンスター除外 上級モンスター 光属性 戦士族 能力強化 同名カード オーバーレイ・ブースター(アニメ)
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private なメンバは同一クラス内からしかアクセスできないので オーバーライドできない。 ただし、まったく新たなメンバーとして定義が可能です。 その際、以下のようなオーバーライドの条件の制限を受けない。 オーバーライドの条件 1.戻り値型が一致しなければならない 2.throws 節が競合してはならない 3.アクセス修飾子は、同じか、アクセス制限を緩めるものでなければならない ※満たさない場合はコンパイルエラー staticなメソッドの再定義(隠蔽) スーパークラスの static メソッドをサブクラスの static メソッドで再定義することを隠蔽と言う。 非static - static 間の再定義はできない(コンパイルエラー) ※メンバ呼び出し時、オーバーライドは動的束縛が適用されるが、隠蔽は静的束縛が適用される。
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サーバールール まず大前提として、ほかの人に迷惑をかけないが基本のサーバールールです。 というか、マナーとして知っておかなけれななりません。 また、大丈夫だろうと思ったとしても、相手にとっては許せないことだってあります。 必ず、相手の立場になって考えながら行動しましょう。 また、ここに書かれているルールについては、変更する場合があります。 その場合は必ず、サーバー内や、おしらせなどでアナウンスするので、 見かけたら必ずここを読み直しておいてください。 もし荒らしを見かけたら・・・ チャットで暴言を吐かれた 徹底的にスルーしましょう。相手にすると、調子に乗ってしまいます。 また、「/report」コマンドで、「アドミン」クラスに報告することができるので、 報告していただければ、警告などの処置ができます。 物が破壊されていた、窃盗されていた 必ず「/report」コマンドで報告しましょう。 また、「アドミン」クラスがサーバーに入っていた場合、 「/msg」コマンドや、「/tell」コマンドで対処することができます。 誰が犯人かわからない場合、「/hk tool」コマンドで、犯人を特定することができます。 その他ルール・マナー違反なことをしていた 必要だと思ったら、「/report」コマンドで報告してください。 報告された場合、「アドミン」クラスの話し合いによって、対処されます。 禁止事項 他人を不快な気持ちにさせる発言・行為 他人を不快な気持ちにさせるスキンの仕様 他人をむやみにに殺害すること サーバー・クライアントに負荷をかけ、重くすること TNTを大量に使用する行為 共有のものではないチェストからのアイテムの窃盗 他人のチェスト・ドア等に勝手に保護をかけること 他人のボタン・レバーなどの回路を勝手に触ること 建築物等の破壊・放火 道路上などのあきらかに迷惑な場所にものを置く行為 Xray等のテクスチャを透過させるMOD・テクスチャの使用 改造クライアントなど、不正な動きができるMODの使用 プラグインのバグを利用した不正行為 管理用コマンドを試す行為 管理用マシンへの不正アクセスや、それを試すような行為 アドミンクラス、モデレータクラスの指示に反する行為 ほかのサーバーの宣伝・勧誘 当サーバーの、許可されていない場所での宣伝 通信内容の傍聴 個人のリアルを追及する行為 スカイプ、ラインなどの必要以上の要求 許可なくダイヤモンドなどのアイテムをばらまく行為 その他アドミンクラスが認めるあらゆる迷惑行為 措置について アドミンクラス・モデレータークラスが必要と判断した場合、 違反レベルによって措置が厳しくなります。 レベル 措置 レベル1 アドミンクラスからの警告、場合によってはペナルティ レベル2 アドミンクラスからの警告+ペナルティ。場合によってはキック レベル3 有限BAN。場合によっては反省文提出でBAN解除。 レベル4 猶予つきの無限BAN。一定期間内に反省文提出でBAN解除。 レベル5 猶予なしの無限BAN。場合によってはグローバルBAN。
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ソウルオーバー レベル、コストに対してソウルが多いカードのこと。 具体的にはレベル2以下、コスト1以下でソウル2のカードである。 カード名 色 レベル コスト ソウル 備考 ばかしてあげますよー 中須 かすみ 黄 0 0 2 共鳴 かすみんはここにいます 中須 かすみ 1 1 バニラ 2代目部長 中須 かすみ 2 1 決意と約束 天王寺 璃奈 2 1 マーカー お昼寝姫 近江 彼方 青 2 1 妹の決断 近江 遥 2 1 頑張るお姉ちゃん 近江 彼方 2 1
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メニュー>称号>コンカラー>オーバースピード ☆2 カリキュレイトで足りない場合とはどういう事態なのか。いずれにしろかなりの緊急事態ではあるだろう。まさにその瞬間のヒールによって命が救われそうだとか、素早い相手にバステを入れておかないと戦術が崩壊するとか。 1だけ取って備えの形だとは思うが、あるいは取り切ってクライマックスは常に最速行動という戦術があるかもしれない。そこまでする価値のある素晴らしい戦術をパーティで共有しているなら。 -- 名無しさん (2015-08-02 21 06 12) 《カリキュレイト》で足りないなら《エンカレッジ》を取りに行こう。 流石に毎シーン2回最速行動して足りないということはないはずだ。 せめてシーンSL回か、《アデンダム》……は流石に強すぎるか…… むしろ元々はそう構想して、バランス調整の結果行動済みになるように弱体化させて通したのがこれなのかもしれない。 -- 名無しさん (2019-11-02 01 29 59) 1回につき3個、3000Gを簡単に調達できるなら。称号帯だと報酬やドロップで万は稼げるだろうけど。 シナリオSL回の制限だが、一つだけ抜け穴があるとするなら、シーン内ではシナリオ回数が尽きるまで何回でも使えることだろうか? 行動値の調整が面倒臭くなって、取り敢えず割り込みして行動したい、という向きにはいいのかも。 カリキュレイト、エンカレッジ、アデンダム、そしてジョイフルジョイフルがぽんぽん飛ぶような面子揃いならあってもいいのかも。 あとはあれだ。開幕補助をイニシアチブでやりたい人向け。特に支援型バードだとかシャープネスガーデン持ちのガーデナーだとか。 -- 名無しさん (2019-11-02 12 12 03) その使い道なら尚更カリキュレイトでいいのではないだろうか このスキルのメリットは同シーン内で複数回撃てることだが、それが光る条件というのは非常に限られる これそのものを軸に据えるのではなく、行動値の低い人が緊急時に一手割り込んで条件を変えるために備えておくのが基本的な運用になるだろう 強制移動で運ばれた味方を庇うため、あるいはルアーリングで転送して連れ帰るために割り込む 第2、第3のクイックヒールの代役…に近いものとして使うなど緊急時には確かに役立つはずだ -- 名無しさん (2019-11-02 21 47 16) 名前 コメント
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《ソリッド・オーバーレイ》 永続魔法 このカードはランク4のモンスターエクシーズのエクシーズ召喚の素材にできる。 使用キャラクター アストラル タグ一覧 永続魔法 魔法カード
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プレイヤー名 ノート デッキ名 オーバークロック [デッキコード] 1065A5j1c6v6y6U6X717D7S86898o8N9Taf [ユニット] × 9 No003 アサシン × 1 No116 戦女神ヴァルキリー × 2 No110 恐怖公アスタロス × 3 No025 化身カルキ × 3 [マジック] × 31 No135 精神の秘箱 × 2 No136 精神の宝箱 × 2 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No146 封魔石 × 1 No158 ソーマの烙印 × 3 No163 生命吸収 × 3 No168 魔力の石 × 2 No169 契約の石 × 2 No174 支援要請の紅玉 × 2 No182 降魔の蓮華門 × 3 No205 背水の陣 × 2 No212 絶対防御 × 3 解説 大型背水デッキ。 背水*魔力石を使ってみたかったデッキ。 宝箱もあわせて大量のMPを生成して大型ユニットや封魔石をぶん回す。 人が使ってるとすごく強いが自分でやると上手くいかない不思議。 未完欠片&封魔石の枠を詰めてドロソ、削り、滅あたり入れるといいのかも? このデッキに関してのコメントは以下のテキストボックスから 名前 コメント ノートのデッキリスト
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【カスタムパーツ】 > 【移動系パーツ】 概要 備考 アップデート履歴 コメント欄 概要 名称 LV 消費スロット 説明 必要リサイクルチケット 必要DP レア度 必要階級 近 中 遠 オーバーチューン[機動] LV1 3 1 0 高速移動が1増加。機体LVが1上昇するごとにさらに3増加。同一のパーツ効果による最大上昇値は10。 500 現在交換不可 ☆☆☆ 備考 高速移動を上昇させる。 機体レベルが1上昇するごとに+3されていく。最大上昇値は10までなので、Lv4以上の機体からは10止まり。 高速移動による迅速な移動が必要な機体に有効。よろけから追撃格闘をメインにする機体などは相性が良い。格闘追撃を安定して入れられる距離が伸びる。 格闘生当てを狙う強襲機なども目標への到達能力や突破力が上がるので相性が良い。 元値が低めの支援機に積んで逃げ性能を上げるという手もある。 単純に移動能力を鍛えたい場合はスピードやスラスター容量を強化する方が良い。 コストパフォマンスは機体Lv3から上回る。効果がパッと分かりやすいものでないため、機体Lv4以上じゃないと差は感じづらいかも。 パーツLV 機体LV 上昇値 1 1 1 2 4 3 7 4 10 5 10 6 10 アップデート履歴 2022/03/03:ステップアップ抽選配給のおまけとして、新規追加. 2024/04/25:性能調整近距離パーツスロット減少Lv1:4 → 3 コメント欄 過去ログ 1 名前 リサチケ落ちは嬉しいが500枚! 700☆4機体が700にて高く見えるかも? Lv4機体で実用的な機体は何でしょうか? - 名無しさん (2024-03-29 10 26 34) レベル4じゃないけど700バイカスのにコイツと大容量ブースター付けるとスラスピ247でほぼカンストするよ - 名無しさん (2024-03-29 20 22 22) ありがとう! 試してみます♪ - 名無しさん (2024-04-02 15 31 00) [スラスター]があるからこっちは歩行速度とか旋回とか上がるのかなと思ったんですが、スラスピが上がるのね…旋回はまだしも、歩行速度はアシハヤクナ-ルも古株なのに一向にLV2〜出てないみたいだし、歩行スピード上げるのはバランスぶっ壊すと思われてんのかな - 名無しさん (2023-09-16 10 51 37) Lv4BBサイサにこれ乗せるとスラスピ245で何気に全機体最速になる。しかも速すぎてバルカンを射程ギリギリからスラ吹かしながら凸しても、蓄積取る前に格闘範囲に入ってしまうという - 名無しさん (2023-08-26 00 03 58) 上昇値15とか20にしてくれんかな。こいつカスパガチャで出たはいいものの10しか上がらんのはキツい。 - 名無しさん (2023-04-29 02 34 57) 水ガンの高レベル来たら唯一の欠点がスラスピだったしこれで補いたいところだな、スロット消費少ないのも○ スラ量あるけどスラスピ低い機体とかにあう - 名無しさん (2023-04-28 15 57 45) 割合上昇じゃなくて固定値だから元から速い機体は恩恵薄いよね - 名無しさん (2022-07-02 03 23 55) 効果を感じるのはLv4以降て感じだろうか。Lv3の+7て何か半端だ。 - 名無しさん (2022-05-07 11 26 51) LV4ナハトにつけるといいよね - 名無しさん (2022-03-09 09 31 51) パワジムのLv4につければスラスピ210でMk2並みの機動性になるな。Mk2の時点でかなり逆風が吹いてるけど - 名無しさん (2022-03-08 22 57 44) 武器の使い勝手の悪いヘイズル改になりそう - 名無しさん (2022-03-09 12 16 42) 天井まで回して手に入れる価値があるかと言われると微妙…。少なくともサイコフレームほどの価値はないかな。天井前に強ZZ手に入ったら撤退まである - 名無しさん (2022-03-07 06 29 24) それ。ステップ5できたからどうするか・・・ - 名無しさん (2022-03-07 12 01 29) そこまで来たら最後までひいたほうがいいよ、強化ボーナスけっこうもらえるから、いま改造チケが星4は貴重だから - 名無しさん (2022-03-07 19 44 26) 問題はトークンがもうなかったことだ。今回は課金してまでではないなと個人的には判断した。これがオーバー脚ハヤクナールだったら違ったろうけど - 名無しさん (2022-03-10 09 23 05) 運営の怠惰+機転で生まれた特級呪物 - 名無しさん (2022-03-07 06 16 01) オーバーチューン射撃、格闘、耐実、耐ビー、耐格出るんですねわかります。 - 名無しさん (2022-03-06 18 23 07) 古参の高LV機への救済カスタムパーツになっていくだろうね… - 名無しさん (2022-03-09 08 45 28) 上がり幅が少なめな低コス帯はともかく、Lv1の時点である程度優速な機体じゃないと焼け石に水だな - 名無しさん (2022-03-06 08 45 09) 元々足回りの良かった機体の高Lvが解放されて厳しくなったみたいな場合は機能するか - 名無しさん (2022-03-06 10 29 31) 近4スロと軽くないので、低コストのスロットの小さい機体ではなく、中コストスタートでLv4まで開放済みとかなり限定的 - 名無しさん (2022-03-06 15 06 31) それで上げたところでたとえば250で抜けて速い寒冷地が400でこれ装備しても良好程度のガルバαと同速になるだけでヅダFや後期高機動みたいなもっと速いやつがいるわけで、そのコストにはもっと早くもっといろいろ盛った奴がいるから足回りが売りだった奴こそこれの薄味さを痛感する - 名無しさん (2022-03-07 17 02 14) 350で強襲が、450で汎用が一気に高速になるからな。350〜450にLv4あたりが来る機体は載せたところで微妙なのはある - 名無しさん (2022-03-07 22 20 37) スラスピ180前後の機体につけると操作感変わるけど、素が200以上だとあんまり差は感じられないね。ザク後期とスタンダードアーマーにつけて使ってるけど、よろけ取った後の格闘の、「あと一歩」が間に合うようになった。気がする。 - 名無しさん (2022-03-18 14 19 03) トークン1枚100円換算と考えて、ぶっちゃけこれ引くまで単純計算で2万円弱。そこまでして欲しいかっていうと微妙なところじゃね? - 名無しさん (2022-03-05 18 49 04) 物の価値は相対的だからな。貴方がそう思うなら、貴方にとってはそうなのだろう。 - 名無しさん (2022-03-05 23 58 18) 一ヶ月前の書き込みに返信するのもなんだが、目当てにする人もいるとはいえガシャのおまけだから、これ自体が2万円するかというと微妙なところ - 名無しさん (2022-04-12 00 34 42) Lv.4のスーパーガンダムにのせたけどむっちゃはやくなったきがする - 名無しさん (2022-03-05 15 37 57) わかりやすい例として低コス出身の高レベル強襲機、MA汎用機はガラリと変わる。ただLV4で上昇が止まってしまうから、Lv5、Lv6のケアとしては力不足なのが痛い。Lv5以降も性能上昇するようにしてもらえないかしら(チラッチラッ - 名無しさん (2022-03-05 15 22 55) ザクⅡS型とかなら全然ありだね。アッガイとかも良いけど。 - 名無しさん (2022-03-04 15 40 55) ez8レベル5に搭載。穴は無くなった - 名無しさん (2022-03-04 11 55 46) lv4以降は変わらないんじゃね? - 名無しさん (2022-03-04 12 07 10) 変わるとかそういう話はしてない - 名無しさん (2022-03-05 14 39 49) そもそもLV上がりでスラスピと量を増やして500以降の機体には強制噴射付けて当たり前なんだがな - 名無しさん (2022-03-04 14 49 09) ゾゴックlv4が劇的に変わった。格闘しかないから前よりも格段に差し込みやすくなった - 名無しさん (2022-03-04 07 25 33) オーバーチューン攻撃、防御とかも出てくるんかな? - 名無しさん (2022-03-04 00 56 53) 高レベル救済的には欲しいけど各種プログラムと被るしなぁ。他に今のカスパで上げられないステってあったっけ? - 名無しさん (2022-03-04 07 25 30) 攻撃は射撃格闘両方、防御は全耐性が少しずつ上がるのではないかと予想する - 名無しさん (2022-03-04 09 11 49) レベル毎の参照が出来るなら、機体Lv○○以上で装備可能とかのカスパもやろうとすれば作れるんじゃないかな - 名無しさん (2022-03-04 18 01 16) 格闘+15 射撃-15 とか格闘威力が上がるかわりに射撃能力が下がるとか、何かが上がって何かが下がる。そんなカスパになりそう。 - 名無しさん (2022-03-04 09 36 50) それ格闘補正偏ってる機体だとただの付け得にならん? - 名無しさん (2022-03-04 17 01 17) 射撃補正を減少し、その分の格闘補正を上昇する(最大15まで) にすればワンチャン? - 名無しさん (2022-03-04 18 03 21) 最新の20件を表示しています.全てのコメントを見る ▲トップに戻ります▲
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小娘オーバードライブ(後編) ◆DNdG5hiFT6 その瞬間――あたり一面の空気が変質した。 まるで異世界がいきなり顕現したかのように、世界が――変貌する。 スパイクも、ジンも、奈緒も、その場にいる全員が否応無しに異常を感じ取る。 「何!? 何!? 何なのよコレ!!?」 奈緒は訳も分からず震える体を必死に抱きとめている。 「……これは、マズいね」 人間の欲をコントロールできるジンが冷や汗を流す。 「何だと……!」 そしてスパイクは思い出す。 レッドドラゴンで散々嗅いできた、暴力の匂いを。 そしてその中心、渦巻く異常な殺気の中心で少女は、 「ヒャ、ハ、ハ……ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!! 天を仰いで――笑っていた。 その哄笑は、まるでこの世に生まれ出でたことを喜ぶ産声のよう。 3人の目の前で禍々しい産声を受け、バリアジャケットの姿が変わる。 少女らしいゴスロリから、無骨なブルーの囚人服へ。 左手には童話の悪役船長の様な鍵爪を携えて。 そして魔人は再誕を完了する。 その両目に緑の二重螺旋を宿らせて。 「ッあ―――イイねイイねイイね! サイッコーの気分だ!!」 かがみは口の端を限界まで吊り上げ、悦びを表現する。 「そこのボサボサ頭の賞金稼ぎは“さっきあしらったから何とかなる”って温いこと考えてやがるし! ジンは言わずもがな! 奈緒ちゃんは怯えまくってるが……まぁいいや、今日の俺は気分がいい! ついでに殺してやるよ! さぁ、どうやって殺されるのがお望みだ!? 切り殺されるか撃ち殺されるか殴り殺されるか轢き殺されるか磨り潰されるか、何でもいい!! 望みどおりの方法で殺してやるよ!!」 いきなりゲージを振り切らんばかりのテンションになったかがみ。 だがその中でスパイクは冷静に、迅速に動き出していた。 僅かに残っていた慈悲を振り払い、脳天に狙いを定める。 そう、先の対峙時にかがみの動きから弱点の予想はついていた。 この引き金を引けば全てが終わる。 「おもしれぇ! 早撃ち勝負か……カウボーイッ!!」 だがその瞬間、かがみの背後の空間が波打ち、波紋が浮かび上がる。 開かれる砲門の名は≪王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)≫。 そして打ち出される弾丸は回収された数々の本。 たかが本といえど相当の速度で打ち出されれば、それは凶器と化す。 ましてや大小さまざまな本は瞬く間にスパイクの視界を埋め尽くし、かがみの姿を紙の中へとかき消してしまう。 「くそっ!」 攻防一体の妙手だ。 舌打ち一つして、距離をとるためにバックステップで回避するスパイク。 それはベストな選択だった。 「イヤッホゥーイ!!」 陽気な掛け声と共にかがみが飛び出す。 本の嵐を掻き分けて、距離をとろうとしたスパイクに向けて、一直線に。 それは宛ら、ホッキョクグマを襲うシャチの如く。 獰猛に、ただ殺意を持って、スパイクの命へ手を伸ばす。 「この野郎っ!!」 さりとてスパイクの習得しているのはジークンドー。 その極意は水。螺旋力に後押しされた比喩抜きの殺人フックを殆ど力を使わずに受け流し、そのまま投げの態勢に入る。 だが―― 「いいねぇいいねぇ、噂に聞いたことのあるトーヨーのクンフーってやつか……だがなぁ!」 投げられたかがみは体をひねると、床に叩きつけられることなく体勢を立て直す。 なぜならばその“投げ”はもうすでに“かがみ”が一度受けている。 受けきれない道理は無い――ましてや疲労でキレの鈍っているスパイクの技を、だ。 「もう一度行くぜ、スパイク・スピーゲルッ!」 瞬間、再び空間が波打つ。 だがあの空間兵器はただ射出するだけらしい、とスパイクは見抜いていた。 つまり軌道が曲がったりすることはないのだ。 だったら――スパイクにはある程度は弾道も予測できる。 しかも本を撃ち出したってことは、最初、ヴァッシュに向けたときで刃物は打ち止めのはず。 なら数発もらう覚悟で懐に入り込めさえすれば、こちらにも十分勝機が見え―― 「お前……刃物はさっき出したし、安全だなんて思ってんじゃないよなぁ? いや、思ってるだろ? なぁ、おい、スパイクさんよぉ!」 砲門が開かれ、飛び出してきたのは金色の何か。 ――それはかつてアルベルトが奪い取った英雄王の鎧。 だがすでに半壊した鎧は発射時の衝撃と風圧で更に壊れ行き、最早無数の金属片と言ったほうがいい状態にまで破壊される。 そして≪王の財宝≫はその全てを財として、射出する。 無数の金属片がスパイクにその矛先を向け、牙を剥いた。 「チッ!」 軌道の予測どころの話ではない。 まるで黄金の散弾銃だ。 破片の数は多く、直撃どころか掠るだけでも致命傷になりかねない。 すんでの所でスパイクは大きく体勢を崩しながらも回避に成功する。 だが、その隙を見逃す殺人鬼ではなかった。 回避先に先回りし、ボクシングスタイルをとっている。 そして放たれるは全力を込めた右ストレート。 「か……は……っ」 ハンマーのような強い衝撃を腹部に叩き込まれ、賞金稼ぎは大地に沈んだ。 「スパイクッ!」 「オイオイオイ、人の心配してる場合かよ、ジン?」 一足でジンの目の前まで歩みを進めたかがみは体を大きくひねり、ボクシングスタイルから一転、蹴りを放つ。 側面から胴回し気味に放たれた蹴りはジンの体を捕らえ、容易く吹き飛ばす。 だがその様子を見たかがみは不機嫌そうに眉を寄せる。 「――気付いてるぜ? あん時みたいにわざとぶっ飛んでるだろ?」 「……やっぱり同じ人間にタネの割れた手品は通用しない、か」 服を払い立ち上がるジン。 その動作は軽やかで、やはり殆ど先程の蹴りによるダメージを受けていないようだ。 その姿を見てかがみは舌打ちする。 ジンはドロボウを名乗るだけあって身軽で、落ち葉を相手にしているかのようだ。 砕く方法もあるにはあるが、どうにもめんどくさい。 「あーやっぱテメェ相手にするとめんどくせえな。 使えそうなもんも中々ねえし、さて、どうするか……」 その発言にジンは内心一息ついた。 現在のところ逃げに徹する限り、勝負は互角。 ならば問題は逃げ続けられる間に逆転の一手を思いつくことが出来るか、だ。 だがその時、予想外の乱入者が現れる。 「ジンから……離れなさい!」 そこにいたのは剣を構えた鴇羽舞衣の姿だった。 あの後、一人になった舞衣はジンを探して結局ここまでやってきてしまったのだった。 その姿を確認したかがみは喜びにその笑みをより一層深くする。 「オイオイオイオイオイ、舞衣ちゃんまでいるのかよ! やっべ、うれしくってったまらねえ!!!」 その瞳に睨まれて、舞衣は体をすくませる。 前だ。前にもこの瞳に私は襲われた。 ありえない。その名は放送で呼ばれたはずだし、何より目の前にいるのはガタイのいい男ではなく自分と同い年ぐらいの女子高生だ。 だが、奴が纏うこの空気は、こちらを挑発するあの口調は、そして何より獰猛なその目は、焼きついた記憶から恐怖を引きずり出す。 「ラッド……ルッソ……?」 その呟きを肯定するように、かがみは口の端を吊り上げる。 あの時の殺意も、憎しみもすべてが焼き尽くされたがそれでもDボゥイに害をなす存在であることは間違いない。 そしてその手に握られた剣はただの剣ではない。 心の中に自身の名を告げてくる。 使い方が分かる。そう、これさえ振るうことが出来れば――! 「ヤバい!! 舞衣、逃げろ!!」 え、と顔を上げた先にいたのは至近距離まで接近したラッドの姿だった。 「オイオイオイ、感動の再会だってのに何ボーっとしてやがるんだ、テメェはよ!」 剣を振るう暇も無かった。 脇腹に膝を叩き込まれ、その場に崩れ落ちる。 「こんなもん使うって事は炎が出せなくなったのか? ま、どうでもいいけどよ……お!」 その脳裏に閃いたのは悪魔の妙手。 かがみは邪悪な笑みを浮かべると、舞衣の体を抱え――そのままその体を放り投げた。 「!?!?」 高速で投げ飛ばされた舞衣の体。 そしてその先には民家の窓ガラスが陣取っていた。 ここまま窓ガラスに突っ込めば、シーツ一枚しか羽織ってない舞衣は大怪我を負うだろう。 だからジンは舞衣を受け止めるほか選択肢が無い。 「やっぱそう来るよなぁ?」 ――例えそれが、動きを封じるための罠だと分かっていても。 無防備な2人に向けて加速に上乗せされるように、かがみの右ストレートが炸裂する。 強烈な一撃を受けた2人はそのままガラスを突き破り――沈黙した。 スパイク、ジン、舞衣をあっという間に片付けてしまったかがみ。 だが殺人鬼の思考は止まらない。 そう、まだだ。まだお楽しみはこれからだ。 これからスパイクを、ジンを、舞衣ちゃんを殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺しまくって――うっさい!! 「ぐっ……あっ……!」 苦悶の声をあげ、左目を押さえる。 それと同時にスカートのポケットからアイパッチを取り出し、素早く取り付ける。 そしてそのままの体勢で数秒間、停止していただろうか。 再び顔を上げたその瞳に、最早狂気の色は無かった。 ――良かった。どうやら使いこなせたみたい。 上がる息を抑え、満足感に浸るかがみ。 ラッドという闇に飲み込まれる恐怖があった。 また誰かを殺してしまうかもしれないという恐怖があった。 だが自分はそれを乗り越えた。 自分でも分かるぐらい“手加減”が出来ていた。 本気だったのなら、3人とも鍵爪で切り裂いたはずだ。 だがそうはしなかった。 そう、“柊かがみ”は――ギリギリのところだったものの――あのラッドを制御することが出来たのだ。 それは確かな自信となって、かがみを安心させる。 そして彼女が得たのはそれだけではない。 ラッドの中からあふれ出た新たな殺人技巧の数々。 それらは数こなせば自分のものになってくれるだろう。 これならウルフウッドを倒せる。千里の仇を討てる。 そして螺旋王への道を今度こそ……! と、そこまで考えたところで、物陰に隠れていた奈緒の姿を発見する。 スパイクと共に到着したものの、戦闘が始まるなり物陰に隠れてしまったのだ。 少女の意思とは関係なく、ただ、恐怖に押されるままに。 かがみは奈緒へ向け、口を開く。 「それで残ったのはアンタだけだけど……どうする? バトる?」 あえて最初に会った時の奈緒の口調を真似てみる。 分かりやすい挑発……だが恐怖に飲まれた奈緒にとってはそれすらも恐ろしい。 “ラッド”の記憶では逆らった光景も確かにあるが、目の前の少女は分かりやすいぐらいに怯えている。 コレぐらい怯えられると、哀れみすら向けたくなってしまう。 「ま、いいわ。大人しくしてなさいよ」 正直な所、さっきから奈緒を見ているだけで『ラッド』が暴れだしそうなのだ。 怯え、震え、何も出来ない……ラッドにとっては慢心したヤツの次に殺したいやつだ。 更にあのギルガメッシュを挑発できるというのなら、なおのこと、である。 だから正直隠れていてくれたのはありがたかった。 他の誰に手加減が出来ても今の奈緒にだけは手加減が出来そうになかったから。 そんなことを考えながら、奈緒の隣を通り過ぎようとするかがみ。 近づかれるだけで奈緒は言いようの無い恐怖に蝕まれ、思わず目を閉じようとする。 だがその瞬間、彼女は見覚えのある黄金の輝きを目にする。 「!!?」 あまりに見慣れた輝き……それは先程射出された黄金の鎧の欠片であった。 思わず駆け寄り、拾い上げる。 そして思い出す。ドモン・カッシュが預かっていたという伝言の内容を。 ――代わりに我が臣下たるナオを置いていく。丁重に扱うがいい そう、代わり。 今の自分はギルガメッシュの代理なのだ。 それはつまりここで自分が退けば、それはギルガメッシュが退いたという事。 そう考えた瞬間、頭が灼熱する。 何故だろう――他の何が許せたとしても、それだけは許せなかった。 『恐怖は己の中にある。一度でも逃げ出せば癖になり、二度と勝利できん。 だが乗り越えればそれは確かな自信となり、新たな力を呼ぶ』 脳裏に響くのはさっき言われたドモンの言葉。 そう、ここで逃げればきっと一生逃げ続ける。 そうなればアイツの隣には決して、辿り着くことはできない。 「ちょっと……待ちなさいよ!」 気付けば呼び止めていた。 「何? 私も暇じゃないんだけど」 振り向いたかがみに睨み返される。 ただそれだけで全身から脂汗がにじみ出て、恐怖がぶり返してくる。 自分の意思とは関係なく、手を握りしめてしまう。 「あ……ぐ……!」 だがその手に痛みが走る。 痛みの原因は、掌に握り締めた黄金の鎧の欠片。 そしてその痛みが、結城奈緒の覚悟を決める。 『思い出すがいい、今の貴様を支えているものを。誇りを。 それこそが恐怖を乗り越える唯一つの術なのだからな』 結城奈緒の誇り。今の彼女を支えているもの。 あのバカ騒ぎみたいな殺し合いの中で結城奈緒は、 アイツに依存したくない、ギルガメッシュと平等でありたい、と吼えて殺人鬼に立ち向かおうとした。 そんな自分に呆れながらも、決して嫌じゃなかった。 今までの人生で奈緒が感じたことの無いそれは――きっと“誇り”と呼ばれるものじゃないのだろうか。 ならば思い出せ、正面切ってラッド・ルッソに逆らったあの時の力を。想いを。 そう、今こそここが結城奈緒の……正念場!! 「嘗めてんじゃ……ないわよっ!!」 ――ドクン。 その時、奈緒の中で何かが変わった。 心に浮かぶのは螺旋。 そしてその螺旋はゆっくりと回転を始め、速度を上げていく。 螺旋はプロテクトを突破し、元から持っていた確固たるイメージを作り上げる。 そして奈緒は確信した。呼べる、と。 「――来いっ!! ジュリアアアアッ!!」 緑の光が大地に走る。 その光に包まれるようにして、地面から生まれ出でるのは8本の緑柱。 そして続いてその柱を繋げるのは女性の体を持った趣味の悪いモンスター。 人の上半身と蜘蛛の下半身を持ったチャイルド、緑晶の女郎蜘蛛・ジュリアが降臨した。 「ふぅん……逆らうんだ」 だがそれを目の前にしても柊かがみは余裕の態度を崩さない。 その目に宿るのは殺意。 もう止まらない。終わらない。 結城奈緒を殺さなければ、きっとこの衝動は消えやしない。 かがみの服が再び変化し、再度バリアジャケットが展開する。 「遊んであげるわ……来なさい、蜘蛛女!」 「ざけんなっ! 倒れるのはアンタよっ!」 第二幕の開始を告げる勝鬨の声を互いに上げ、柊かがみと結城奈緒は通算4度目の激突を開始した。 【結城奈緒@舞-HiME 螺旋力覚醒】 時系列順に読む Back 小娘オーバードライブ(前編) Next NEXT LEVEL 投下順に読む Back 小娘オーバードライブ(前編) Next NEXT LEVEL 260 小娘オーバードライブ(前編) ジン 260 太陽がまた輝くとき 260 たたかう十六歳(^^;) 鴇羽舞衣 260 太陽がまた輝くとき 260 小娘オーバードライブ(前編) スパイク・スピーゲル 260 NEXT LEVEL 260 小娘オーバードライブ(前編) 柊かがみ 260 NEXT LEVEL 260 小娘オーバードライブ(前編) 結城奈緒 260 NEXT LEVEL